体育会における下級生の役割をアピール!自己PRの書き方
体育会の学生は就職に有利だといわれますが、華々しい活躍がすべてではありません。例えば、下級生時代の取り組みについても採用担当者へのアピール材料になります。本記事では、体育会における下級生の役割をアピールするポイントと、自己PRの書き方を解説します。
体育会での下級生の役割でアピールできるポイント

体育会において下級生時の取り組みは、なかなか試合に出られない、また思ったような成果が出ないからアピールできないと思いがちです。しかし、チームの土台を支える役割を担っており、ビジネスシーンでも重要な存在なのです。より具体的に採用担当者にアピールするために、次の方法が挙げられます。
- チームに貢献したポイントを説明する
- 困難な状況を乗り越えた説明をする
- 企業は年齢に関係なく行動を評価する
チームに貢献したポイントを説明する
下級生であっても上級生であってもチームに貢献したポイントを採用担当者に伝えることが重要です。試合に出て活躍することだけがチームへの貢献ではありません。例えば試合中に声を出してチームを盛り上げたり、練習の準備をすることで効率化をしたりなど様々な貢献ポイントが挙げられます。
就活では、これらの仕事は 雑用ではなく 組織運営のために必要な仕事であると把握しましょう。例えば声出しをすることで エースの選手が活躍するといったことも考えられます。企業は華やかな成果を出した選手だけを評価するわけではありません。組織の目標に向けて貢献できる人材を求めているのです。
そのため自分の役割を明確にした上で、どのような対応をしてどのような影響を与えたのかを具体化することが大切です。誰しもが新人時代があり、企業は1年目から組織に貢献できると判断できます。
困難な状況を乗り越えた説明をする
体育会系の下級生時代は、なかなか試合に出られない、監督や上級生と合わない、過酷な練習についていけないなど様々な困難な状況が考えられます。採用担当者はこのような状況をどのように乗り越えたのか把握しようとしています。
そのため困難な状況を明確にした上で、取り組んだ内容を具体的に説明することが重要です。ビジネスシーンでも特に経験のない時代は困難の連続が考えられます。それらの困難を乗り越えることで長期間貢献できる人材を企業が求めているのです。
企業は年齢に関係なく行動を評価する
就活において意識したいのは企業は年齢に関係なく行動を評価します。たとえ下級生時代のエピソードであっても、チームへの取り組みや主体性などは十分に評価の対象となるので詳しく説明してください。
そればかりかまだ慣れていない下級生時代に、チームのことを考えて行動できる人材を求めています。企業は1年目から組織に貢献できると判断する可能性があるのです。さらに下級生時代のストーリーをもとにして、監督や先輩への感謝や謙虚さなどを伝えることもできます。
体育会の下級生の役割からアピールできるスキル

一般的に下級生の役割は 雑用と言われるかもしれません。しかし、ビジネスシーンにおいても重要な要素が多く含まれています。特に次のスキルに関連したエピソードを説明することで、採用担当者に伝わりやすくなります。
- 練習を通して得た精神力
- 周辺の人への気配り
- チームを支えたサポート力
練習を通して得た精神力
体育会において継続した厳しい練習が全ての原点となっています。特に下級生の場合はまだ慣れていない環境であり、体力も上級生に劣る可能性があることからより過酷となって いることが一般的です。さらに準備や後片付けをする ケースも多く、継続してるだけでも十分に精神力が強いといえるでしょう。
しかしこれらの環境はただ 精神力が強いだけではありません。優勝するチームの一員でいたい、もっとプレーしたいといった目標を達成するための取り組みでもあります。例えばどれほど疲れていても練習を一生懸命行う、アドバイスされたことは素直に受け止めるなどの能力も企業に評価されるポイントです。
説明する際は「ただ 厳しい練習に耐えたことでレギュラーとなりました。」と説明すると受け身になってしまいます。そこで「エースになりたいと思い あえて厳しい環境で練習を重ねてきました。」と説明した方が自律的であることが分かります。
周辺の人への気配り
下級生にとって周囲の人への気配りも重要な役割です。チーム全体を観察した上で相手が何を求めているかを考える必要があります。この気配りはビジネスにおいても必要な存在です。
また監督や上級生に指示される前に、自分で考えて行動を起こすことが大切です。ビジネスシーンにおいては想像力や状況判断力などと言葉を言い換えてアピールすると良いでしょう。決して雑用係ではなく、組織において重要なポジションであると認識されます。
チームを支えたサポート力
下級生はチームが成果を出すためにサポートする能力を求められることが一般的です。例えば練習の準備をしたり、声出しをしたりなどが挙げられます。試合に出られない気持ちを抑えながら、チームのために取り組む姿は採用担当者の評価の対象となります。
自分の活躍でなくてもチームに貢献する姿は、組織として動く企業においてアピールできるポイントです。チームが勝つためには主役の活躍だけでは十分ではありません。下級生としてチームを支えたことを論理的に説明しましょう。
体育会の下級生としての役割をアピールできる自己PR

下級生時代の経験をまとめたら、次にアピールできる自己PRを作成していきます。その際に次のポイントを意識することが重要です。
関連したエピソードを添えて説明する
自己PRの内容に関連したエピソードを添えましょう。例えば「私はチームが勝つために気配りをしてきました。」と説明しても採用担当者はどのようなことをしたのか想像できません。そこでどのような気配りをしたのか、エピソードを踏まえて具体的に説明することが重要です。
エピソードを作成する際にチームや自分自身の状況や課題を明確にした上で、とった行動を説明してください。行動した結果どのような成果に結びついたのかを具体的にアピールすることも重要です。
中でも行動の部分はより詳しく説明することが大切です。どのような思いがあってどのような行動をしたのか、分かりやすく 論理的に説明しましょう。この行動によって能力や考えなどをアピールできます。
具体的な数値を活用して伝える
下級生での行動は精神力やサポート力など曖昧な内容のものが多くあります。そこで採用担当者がより理解しやすくするために具体的な数値を活用することが大切です。例えば練習の準備を効果的に進めた場合「毎日の練習の準備を工夫することで、これまで40分かかっていた準備を30分に短縮しました。」と説明できるとアピールしやすくなります。
企業においても準備時間を短縮できると、業務効率化につながります。そのため入社後に貢献できることを伝えやすくなるのです。時間の他にも関わった人数や続けた期間など、まずは数値化できる情報を収集しましょう。
入社後に活かせるポイントを説明する
自己PRは学生時代に行ったことの発表が目的ではありません。取り組んだことや得たスキルを入社後に活かせることを説明する必要があります。例えば営業職を希望している場合は、「下級生時代にチーム全体を見て 先輩が練習をしやすいような工夫をしていました。 営業職でも顧客が満足してもらえるようなサポートをいたします。」とアピールしましょう。
営業職以外にも下級生時代に行ったことはビジネスシーンに活かすことが可能です。企業が求めている人材を明確にした上で、貢献できるポイントやエピソードなど情報収集をしましょう。その上で採用担当者が分かりやすいようにまとめることが重要です。
体育会の下級生としての役割をアピールできる具体的な自己PR例文

自己PRの書き方は様々ありますが、最初はどう書けばいいのかわからない学生もいるはずです。そこで3つのシーンに分けて例文をご紹介します。
- コミュニケーションを意識した場合
- 練習しやすい環境を作った場合
- チームのサポートを行った場合
コミュニケーションを意識した場合
コミュニケーションを重要視したい場合は、どのようなシーンでどのようなことをしたのか明確にしましょう。例えば「私は試合に出られない時もチームの士気を高めるために声出しを意識していました。」と説明すると、アピールしたいポイントが伝わりやすくなります。
続けて「ミスをした選手にも必ず駆け寄ってポジティブな声をかけるようにしていました。学年の壁を意識せず声をかけることによって、話しやすい環境ができたように思います。」と具体的に何をしたのか説明することが大切です。
続けてどのように企業で貢献できるのかを説明します。「同僚が困難な状態であっても、持ち前の明るさを生かしてコミュニケーションを取り続けます。意見の交換をしやすい環境作りをして御社に貢献します。」とアピールしましょう。
練習しやすい環境を作った場合
下級生の役割の一つに、練習の準備が挙げられます。しかし「ただやらされていた」と説明するだけではなく、主体的に動いたことを説明する必要があります。例えば「当時は練習 準備に長時間かかっており、 練習時間が短くなっていた状況でした。そこで準備の方法を見直して取り組んだところ、準備時間を10分間短縮できました。」と説明するとポジティブに捉えてることが分かります。続けて「御社でも与えられたことをそのまま取り組むだけではなく、自分でも意識を持って 改善できる点は貢献していきたいと思います。」とアピールしましょう。
チームのサポートを行った場合
試合に出られなくてもチームのサポートを行う場合もあるでしょう。このようなケースでは次のように説明できます。「私は怪我もあって2年間試合に出られませんでした。しかし試合中は相手のデータ分析を行い、癖を見抜いたことからチームの優勝に貢献できました。」と説明すれば、プレー以外でもチームに貢献したことが分かります。
続けて「私は相手の分析をすることに長けており、御社では競合他社を分析し マーケティング業務において貢献していきます。」とアピールしましょう。企業の組織には様々な役割の人材がおり、サポートできるスキルも評価の対象となります。
体育会の下級生時代の役割を通じてアピールをしよう
下級生時代は下積みが多く雑用が多いと言われています。しかし実際には、ビジネスシーンで必要なスキルが磨かれている場合があるのです。下級生での役割を通して、企業に貢献できるスキルに変換してアピールしましょう。 体育会の下級生時代の役割も就活でアピールできます。チームを支えたサポート力や気配り、精神力を自己PRで伝える方法を解説。具体的な例文とともに、企業が評価するポイントを紹介します。