ラグビー部の就活での強みとは?企業が評価する伝え方を解説
ラグビー部での経験は、強い精神力の他にチームへの献身性が挙げられます。しかし、採用担当者の評価を高めるためには、強みを理解した上で企業でどのように貢献できるかをアピールすることが重要です。本記事では、ラグビー部の就活の強みと企業が評価する伝え方を解説します。
ラグビー部出身者が就活で評価を上げる強み

ラグビーは15人のスポーツであり、8人のフォワードと7人のバックスがいます。それぞれに役割があり、自分の役割を把握して遂行するスキルがあることが特徴です。ラグビー部が就活で評価を上げる強みとして挙げられるのは次の3点です。
- ルールを守って冷静に対応できる
- 献身性がある
- チームで出すための取り組みができる
ルールを守って冷静に対応できる
ラグビーはどのような状況においても、ペナルティを犯さずにプレイすることが求められます。身体と身体がぶつかるシーンが多く、体力面や精神面で極限になることもあるでしょう。そんな中ルールを守って冷静に対応できる能力は、ビジネスシーンにおいても重要な要素です。
トラブルが続き、精神的にも体力的にも余裕がなくなった時でも、ルールを守って冷静に対応できる人材は貴重な存在といえます。ラグビー部での厳しい練習や重ねた試合で培った「どんなに苦しい状況に合ってもルールを守るスポーツマンシップが重要」といった姿勢は、企業からもコンプライアンス対策や顧客への信頼度向上に貢献する人材として評価されるでしょう。
献身性がある
ラグビーは点をとるシーンだけでなく、目立たないシーンで活躍する選手のプレイ内容で勝敗に大きく影響するスポーツです。トライを決めるだけでなく、仲間のためにボールを確保する姿やサポートする姿勢は、ビジネスシーンでも組織を支える戦力として評価されます。
企業は困難な状況でも支えになる存在や、多くの人が嫌がる地道な作業をする人材を重要視しています。面接では、チームの勝ちにつなげるために、献身的な行動をとったないようについて詳しく説明するとよいでしょう。
チームで成果を出すための取り組みができる
ラグビーでは体格のいい大柄の選手から、俊足の選手まで、さまざまなタイプの15人が力を出し合って勝ちを目指すスポーツです。自分の強みだけで勝てるわけではなく、チームメンバーの個性や強みを把握した上で取り組むことが重要です。
それぞれの強みを活かして成果達成を目指す取り組みは、ビジネスシーンにおいても求められます。複数の部署やステークホルダーなどと連携し、経営目標や売り上げ目標などの成果を達成するための能力があることをアピールしましょう。多様性が重視される時代において、ラグビー部の強みをより活かせるチャンスです。
ラグビー部の就活の強みを業務につなげるエピソード作成法

ラグビー部での取り組みを採用担当者にアピールするために、経験や得たスキルを活かしてどのように企業に貢献できるか説明が必要です。ラグビー部での経験を業務につなげるために、次の3つのポイントが挙げられます。
- 継続した改善法を説明する
- 役割りを全うする責任感を説明する
- 挫折を乗り越えた工夫を説明する
継続した改善法を説明する
ラグビーは戦略が重要なスポーツであり、試合前、また試合中も修正が必要になる場合があります。これまでの試合映像から強みや弱点を明確にして、強みをさらに活かし、また弱みを克服するための練習メニューを作成します。
面接では、分析の工程から、「相手のディフェンス時の癖を理解した上で、立ち位置をずらす練習を何度も行いました。その結果得点力がありました。」と具体的な取り組みや成果まで説明することが重要です。
このように、分析から練習を実行、練習内容を見直し、改善といった取り組みは、ビジネスシーンでいうPDCAにあたります。そのため、ラグビー部の方は知らず知らずのうちにPDCAを回しているのです。
また、分析結果を基にした改善をしており、ロジカルシンキングができることのアピールにもなります。スポーツには強いメンタルが必要ですが、勝つために根性論だけでないことを採用担当者に伝えましょう。
役割りを全うする責任感を説明する
ラグビーでは、キャプテンをはじめ、他にも役割を設定しているケースがあります。エピソードを作る際には、チームをまとめる、相手の分析を行うなどの役割を説明した上で、取り組んだ内容を具体的に言語化することが重要です。
例えば、「スクラムをよりスムーズにするために、毎日映像を確認してセットのタイミングを工夫しました。」といった内容にするとよいでしょう。かりにレギュラーの選手でなくても、チームの成果達成に貢献できた点をアピールできます。入社してもこのような当事者意識は重要であり、高く評価されやすくなるでしょう。
挫折を乗り越えた工夫を説明する
ラグビーには、不振や怪我、また人間関係の悩みなどさまざまな挫折がつきものです。企業はこのような挫折からどのように乗り越えたのかを評価します。そこで、挫折に陥ったときにどのように感じたかの他に、工夫した取り組みや成果までエピソードを加えて言語化することが重要です。
例えば、「大きな怪我でプレーができくなりましたが、相手チームの分析に注力を注ぎチームの勝ちに貢献しました。」などと自分でプレーできなくても、チームへの貢献をアピールする方法があります。他にも重ねた練習の内容や工夫した方法などを伝えた上で、企業でどのように貢献できるのかをアピールしましょう。
ラグビー部の強みを就活で最大限にするための対策

ラグビー部で培った経験やスキルを最大限に活かすために、次の対策が挙げられます。
- OBやOGを訪問する
- 型を作る
- 自分に合った業種や企業に絞る
OBやOGを訪問する
ラグビー部のOBやOGからは、実際に体験した就職活動に基づいたアドバイスをもらえる可能性があります。ラグビー部の良さを十分に知っている人が、どのように採用担当者に伝えたのか参考となる情報を入手可能です。また、後輩のために協力的なアドバイザーとなってくれるかもしれません。
また、現在務めている人から話を聞くことで、入社後のイメージがしやすくなり企業にどのような貢献ができるのか志望動機や自己PRを作成しやすくなります。同じ大学を卒業している人をはじめ、ラグビー部のコネクションは十分に活用しましょう。
型を作る
ラグビーのセットプレーには型がありますが、自己分析にも型(テンプレート)を使うと効果的です。例えば、自分の強み、その根拠となるエピソードや数値、業務への活かし方といいった3つの分野に分けて作成すると、企業や業種に合わせて使い分けをしやすくなります。
毎回一から自己分析をする必要がないため、忙しいラグビー部員にとって効率的な取り組みが可能です。普段から部活動と学業を両立している人達にとって、就活の構造化はよりスムーズに進めるための重要な戦略となります。また、この取り組みを採用担当者に伝えることで、評価が高まる可能性もあるでしょう。
自分に合った業種や企業に絞る
ラグビーの試合では、試合前に対戦相手の分析を行うことが一般的です。就活でも、自分の強みを活かせる、また希望とする業種や企業の深堀した分析が必要です。自分が希望する職種や企業の他に、ラグビー部の強みであるメンタルの強さや献身性などを評価してくれる業界に絞って業界、また企業研究を進めましょう。
多くの業界や企業に対して同じように分析をするよりも、ニーズに合った業界や企業に絞って研究を続ける方が短時間で成果を出しやすくなります。そのため、特に時間のない部活動をしている学生にとって、とりあえず調べようではなく、まず自分に合った業界や企業を絞ることが重要です。
ラグビー部の強みを入社後も連想させる伝え方

採用担当者は入社後にどのように貢献できるのかを判断材料にします。そのため、ラグビー部の強みを入社後も活かせるといったアピールが必要です。そこで、次のポイントをふまえて志望動機や自己PR、面接準備などをすると効果的です。
- ラグビー憲章を基に精神力を語る
- やり切る姿勢をアピールする
- 高いコミュニケーション能力をアピールする
ラグビー憲章を基に精神力を語る
ラグビー部員は、「品位・情熱・規律・結束・尊重」といったラグビー憲章にある点を重要視しています。練習や試合だけでなく、人間形成において大切な要素となっており、企業でも評価を高められるポイントです。
例えば、「ラグビー部の情熱を持ちつつも品位を保った姿勢を活かして、御社では顧客様に接していきたいです。また、どのような環境においても憲章からずれないような精神力があります。」などと具体的な説明ができます。企業はラグビー部としての活動よりも、入社後にどのように貢献できるかを評価するので、部活動の説明だけで終わらせないことが重要です。
やり切る姿勢をアピールする
ラグビー部の厳しい練習を継続した能力は、ビジネスシーンにおいても評価されやすいポイントです。入社後に困難があっても対応できると判断される可能性が高まります。企業は早期退職を懸念しているため、採用担当者が安心できるようなエピソード、また企業に継続して貢献できるといったアピールが必要です。
例えば、「ラグビー部での鍛錬を活かして、実務や研修においていち早く知識やスキルを身につけ、成果に込みっと結びつけるように継続した取り組みを致します。」など、力強いアピールをすれば、評価が高まるでしょう。
また、困難があったとき、どのような取り組みや工夫をしたのかを具体的に説明するとより効果的です。関連したエピソードを加えて、採用担当者がイメージしやすいように言語化することが大切です。
高いコミュニケーション能力をアピールする
ラグビーは、激しくぶつかり合うシーンが多く見られます。それほど白熱するのですが、試合後は相手を尊重する精神が特徴です。ビジネスシーンでも、意見の違う同僚、また顧客に対しても相手をリスペクト出来るコミュニケーション能力が求められます。
相手をリスペクトしながら、成果につなげる能力はラグビー部の強みであるといえるでしょう。面接では、「どれほど白熱した試合でも試合後は、対戦相手を尊重してきました。御社でも、意見が異なる顧客とも粘り強く商談を続け、成果につなげます。」といったアピールが可能です。
ラグビー部の強みを就活に活かして有利に進めよう
ラグビー部の憲章である「品位・情熱・規律・結束・尊重」はビジネスシーンでも必要とされる要素です。そのため、部活での経験や得たスキルを明確にした上で、どのように企業で貢献できるかをアピールしましょう。ラグビー部特有の強みを知っておくと、就活を有利に進められます。