インターンシップ面接でよくある質問と回答のポイント|通過率を上げる対策も解説
インターンシップ面接は、本選考前の重要な選考ステップです。
どんな質問がされるのか、どのように答えれば評価につながるのかを理解しておくことで、当日の自信と通過率が格段に高まります。
この記事では基本から質問例と回答例、通過率を上げるポイント、Web面接の注意点まで解説します。
インターンシップ面接の基本を押さえる

インターンシップへの参加は就職活動の重要なステップとなっています。しかし、本選考と同様に面接があることを知らない学生も少なくありません。このセクションでは、インターンシップ面接の基本的な知識から形式、当日の流れまでを解説します。
インターンシップ面接とは何か
インターンシップ面接は、企業がインターンシップ参加者を選考するために実施する面談です。就職活動の本選考面接と比較すると、比較的カジュアルな雰囲気で行われることが多いですが、企業によっては本選考と同等の厳しさで実施するケースもあります。
インターンシップ面接の主な目的3つ
- 学生の人柄や基本的な素養を確認する
- インターンシップへの参加意欲や目的を確認する
- 企業・業界への理解度や関心の高さを測る
長期インターンシップや大手企業のインターンシップでは複数回の面接が実施されることもあり、選考の難易度も上がる傾向にあります。特に近年は、インターンシップが採用直結型になるケースも増えており、面接の重要性は高まっています。
面接の形式(対面・Web・グループ)と違い
インターン面接は主に以下の3つの形式で実施されます。
- 対面(個人)面接: 最も一般的な形式で、面接官1〜3名に対して学生1名で行われます。基本的な質疑応答が中心となり、あなたの人柄や考え方をじっくり見られます。
- Web面接:コロナ禍以降急速に普及した形式で、ZoomやTeamsなどのツールを使用します。対面と基本的な内容は変わりませんが、通信環境や画面越しの印象管理など、独自の注意点があります。
- グループ面接:複数の学生が同時に面接を受ける形式です。他の学生と比較されるだけでなく、グループ内での協調性や発言力も見られます。自分の発言機会を見極め、他者の意見も尊重しながら自分の考えを伝えることが重要です。
長期インターンや人気企業では、個人面接→グループワーク→最終面接というように複数のステップを組み合わせた選考を実施することもあります。
当日の流れと基本マナー
第一印象は最初の30秒で決まるとも言われています。面接の流れを理解し、基本的なマナーを押さえることで、あなたの本質的な魅力をしっかりと伝える土台を作りましょう。
面接当日の基本的な流れ
- 会場到着(オンライン面接の場合は接続準備):開始時間の10〜15分前に到着するのが望ましい
- 受付:指示に従い、面接控え室などで待機
- 面接室への入室:名前を呼ばれたら、ドアをノックして入室
- 挨拶と着席:「失礼します」と一礼し、案内された席に座る
- 質疑応答:面接官からの質問に回答
- 終了の挨拶:「ありがとうございました」と一礼して退室
基本マナー
- 服装:企業から指定がない限り、スーツが無難です。カジュアルな服装指定の場合でも清潔感は必須です
- 言葉遣い:敬語を基本とし、くだけた表現は避けましょう
- 姿勢:背筋を伸ばし、前のめりでも後ろにもたれ過ぎでもない自然な姿勢を保ちましょう
- アイコンタクト:話すときは面接官の目を見て、複数人いる場合は満遍なく視線を配りましょう
- 身だしなみ:髪型は清潔感があるように、爪や靴も清潔に保ちましょう
よくある質問例と回答のポイント

インターンシップの面接では、特定のジャンルの質問が繰り返し登場します。
企業はこれらの質問を通じて、あなたの人柄や能力、インターンシップへの意欲を総合的に判断しています。
カテゴリー別に頻出の質問と回答のポイントを紹介します。
よくある質問のジャンル
- 自分自身について
- 志望動機・インターンシップ参加の目的について
- 学生生活・経験について
- 価値観・行動特性について
- 少し変わった質問
1つずつ、詳しく解説します。
自分自身についてよくある質問
- 自己紹介をしてください
- あなたの強みを教えてください
- あなたの弱みは何ですか
- 最近頑張ったことは?
- 将来の目標は?
自己紹介や自己PRでは、情報を整理して伝える力が見られています。
自分の強みを一方的に述べるのではなく、インターンシップでどう活かせるかまで言及できると好印象です。
1分程度で簡潔にまとめる意識を持ちましょう。
志望動機・インターンシップ参加の目的についてよくある質問
- なぜこのインターンシップに応募したのか
- どんなスキルを身につけたいか
- 業界を志望する理由は?
- この企業で特に関心がある点は?
- 参加後どう活かしたいか
志望動機では、企業理解と参加目的の明確さが重視されます。
「なぜこの企業なのか」「インターンシップで何を得たいのか」が曖昧だと評価は伸びません。
企業や業界の特徴と、自分の興味・将来像を結びつけて説明できるかがポイントです。
学生生活・経験についてよくある質問
- チームで成果を出した経験は?
- 大変だったこととその対応は?
- 学業以外で力を入れた活動は?
- リーダーシップを発揮した場面は?
- 失敗から学んだことは?
学生時代の経験を問う質問では、成果よりも過程が見られています。
どのような課題に直面し、どう考え、どう行動したのかを具体的に伝えることで、思考力や行動特性が伝わります。
アルバイトやサークルなど、身近な経験でも問題ありません。
価値観・行動特性についてよくある質問
- あなたの価値観で大切なものは?
- チームでの役割は?
- 緊張する場面でどう対応する?
- 新しいことに挑戦した例
- 意見がぶつかった時の対応
価値観に関する質問では、企業文化との相性が確認されています。
自分の考えを正直に伝えつつ、仕事やチームでどう活かされるかを説明できると評価されやすくなります。抽象的な言葉だけで終わらせず、行動例を添えることが重要です。
少し変わった質問
- 自分を動物に例えると?
- 好きな本/映画は?
- 大学で一番影響を受けた授業は?
- チームの理想像は?
- あなたの「行動基準」は?
一見変わった質問でも、価値観や論理的思考を示すチャンスです。結論と理由をセットで伝えることを意識すると評価につながります。
インターンシップ選考を有利に進めるコツ
インターンシップの面接は、話し方のうまさよりも事前準備の完成度が評価を左右します。企業が見ているポイントを理解し、対策を行うことで面接通過率は大きく高まります。
インターンシップの面接通過率を上げるポイント
- インターンシップ先の業界・企業研究を行う
- 自分自身について振り返っておく
- 参加目的をはっきりさせる
インターンシップ先の業界・企業研究を行う
業界や企業について事前に調べておくことは、インターンシップの面接において欠かせない準備の一つです。
企業は「なぜこの業界なのか」「なぜ自社のインターンを選んだのか」という点から、学生の本気度や理解度を判断しています。
事業内容や強み、業界内での立ち位置を把握しておくことで、志望動機や回答に具体性が生まれます。また、企業研究が十分だと、質問への回答に一貫性が出やすくなり、受け答えにも自信が表れます。
公式サイトだけでなく、採用ページやインタビュー記事にも目を通しておくと、より説得力のある回答につながります。
自分自身について振り返っておく
インターンシップの面接では、自己紹介や学生時代の経験など、自分自身について問われる質問が多く出されます。
そのため、これまでの経験を整理し、自分がどのような行動を取り、何を学んできたのかを振り返っておくことが重要です。
自己分析が浅いと、回答が場当たり的になり、一貫性のない印象を与えてしまいます。
成果だけでなく、工夫した点や困難をどう乗り越えたかを言語化しておくことで、思考力や成長意欲を伝えやすくなります。
面接本番でも落ち着いて話せるように、事前に整理しておきましょう。
参加目的をはっきりさせる
企業はインターンシップの面接を通じて、学生がどのような目的意識を持って参加しようとしているのかを重視しています。
「経験してみたい」「就活に役立ちそう」といった曖昧な理由では、評価につながりにくい傾向があります。
インターンシップを通じて何を学びたいのか、その経験を将来どのように活かしたいのかまで考えておくことが大切です。
参加目的が明確な学生は、主体性や成長意欲が高いと判断されやすくなります。企業研究と自己分析を踏まえた志望動機を準備しておきましょう。
質問の答え方のコツ

インターン面接では、同じ質問でも答え方によって評価が大きく変わります。内容だけでなく、構成や伝え方を意識することが通過への重要なポイントです。
質問の答え方のコツ
- 結論から伝える
- エピソードを交える
- 話し方や態度にも気を使う
それぞれ、詳しく解説します。
結論から伝える
面接では限られた時間の中で評価が行われるため、結論から伝える話し方が効果的です。
最初に質問への答えを端的に述べ、その後に理由や具体例を補足すると、面接官が内容を理解しやすくなります。結論が後回しになると、話の要点が伝わりにくくなるため注意が必要です。
結論・理由・具体例という流れを意識することで、論理的で分かりやすい回答になります。
事前にこの構成で話す練習をしておくと、本番でも落ち着いて対応できるようになります。
エピソードを交える
抽象的な表現だけでは、面接官にあなたの人柄や強みは伝わりにくくなります。
実際の体験を交えたエピソードを添えることで、回答に具体性と説得力が生まれます。
アルバイトやサークル、学業など、特別な経験である必要はありません。どのような状況で、何を考え、どのように行動したのかを簡潔に伝えることが重要です。
ただし、話が長くなりすぎると要点がぼやけてしまうため、伝える内容は事前に整理しておきましょう。
話し方や態度にも気を使う
話の内容だけでなく、話し方や態度も評価の対象になります。
声が小さすぎたり早口になったりすると、内容が伝わりにくくなります。落ち着いた声量と適度なスピードを意識し、相手の反応を見ながら話すことが大切です。
また、質問の意図を理解し、的外れな回答にならないよう注意しましょう。
要点を整理して話すことで、コミュニケーション能力の高さをアピールできます。
最後に聞かれる「逆質問」の例と効果的な使い方

逆質問は、面接の最後に自分をアピールできる重要な場面です。質問内容次第で、企業への関心や意欲を強く印象づけられます。
評価につながる逆質問とは
評価されやすい逆質問は、業務内容やインターンで得られる学びに関するものです。
たとえば、活躍している学生の特徴や、インターン中に意識すべき姿勢などを尋ねると、成長意欲が伝わります。
企業側の説明を踏まえた質問をすることで、話をしっかり聞いている姿勢もアピールできます。事前にいくつかの逆質問を準備しておきましょう。
避けたほうがよい逆質問
公式サイトや説明資料を見れば分かる内容を質問すると、準備不足だと受け取られてしまうことがあります。また、報酬や条件面だけに偏った質問も、目的意識が低い印象を与えがちです。
「特にありません」と答えるのも評価を下げる要因になるため避けましょう。
逆質問は、企業理解と意欲を示す場であることを意識することが大切です。
逆質問が思いつかない場合の対処法
逆質問が浮かばない場合は、面接中の説明内容を振り返るのがおすすめです。「先ほどのお話についてもう少し詳しく伺いたいのですが」と前置きすることで、自然な質問になります。
どうしても思い付かない場合は以下の質問例を参考にしてみてください。
効果的な逆質問の例
- このインターンシップで特に重視されている成果や期待される役割は何ですか?
- 御社で過去のインターンシップ生が評価されたポイントにはどんな共通点がありますか?
- このチームや部署で直近取り組んでいるプロジェクトについて具体的に教えてください。
- インターンシップ期間中に身につけてほしいスキルや知識は何ですか?
- 御社の企業文化やチームの雰囲気をどのように表現されますか?
- インターンシップ後、正式採用につながる機会や評価の仕組みはありますか?
- 御社でインターンシップとして活躍するために、事前に準備しておくべきことは何でしょうか?
- インターンシップとして関わる業務の中で、難しいと感じられる点や注意すべき点はありますか?
- 過去にインターンシップ経験者が挑戦した学びや成長の例を教えていただけますか?
- 面接を通じて私のどの部分に興味を持っていただけましたか?
まとめ
インターンシップ面接は、事前準備の質によって結果が大きく変わります。質問の意図を理解し、自分の経験と結びつけて伝えることが通過への近道です。
この記事を参考に準備を進め、自信を持ってインターン面接に臨みましょう。