自己分析のやり方|就職活動を効率的に進める方法を解説
就職活動には自己分析が必要ですが、「どのようなやり方があるのか知りたい」「効率的に進めたい」と考えている学生が多いのではないでしょうか。志望動機や自己PR、また質問に対して答える際にも、自分を深く理解していることが必要です。
本記事では、自己分析のやり方や効率的に進めるポイントについて、詳しく解説します。
自己分析のやり方|就職活動に必要な理由

就職活動では、自己分析が重要です。単に自分の強みや特徴を言語化するのではなく、企業にとって価値のあることを整理した上でES(エントリーシート)や面接でアピールすることが重要です。
学生時代の経験から取り組んだことや身につけたことを整理すれば、採用担当者の評価を高められます。例えば、理系の学生であれば、実験やゼミ、アルバイトなどの経験をどう企業に貢献できるかを明確にすることが重要です。
1. 就職活動に必要な理由
採用担当者は学生の経験や強み、スキルなどが企業が求める人材に一致しているかどうかを見極めています。そのため、ただ、「コミュニケーション能力があります。」「継続して努力できます」と抽象的に伝えても説得力が足りません。
そこで、経験から得た価値観、能力、考え方などを整理することで、入社後どのように企業に貢献できるかを具体的に伝えられます。また、自己分析によって、自己PRや志望動機、ガクチカなどの文章が一貫性を持つため、「この学生は一貫した考え方をしている。」と採用担当者の印象を良くすることが可能です。
2.自分の強みを把握する方法
自分の強みを把握するためには、これまで体験した経験を振り返ったうえで、どのような取り組みをしてどのように困難を乗り越えたのかを確認しましょう。例えば、ゼミで根気強く取り組んだことや、アルバイトで課題を乗り越えたことなど、経験を基にエピソードを書くと効果的です。
また、自分で気が付かないことでも、周りから「根気強いよね」「笑顔が素敵」など言われたことも、あなたの強みになります。自分らしい考え方や価値観なども強みになるので、経験から掘り起こしてみましょう。
3.ESや面接につなげる方法
自己分析でまとめた自分の強みや経験、エピソードなどは「経験した内容→強み→入社後どのように貢献できるのか」といった流れで構成することが大切です。まず、経験した内容を明確に伝えることで、採用担当者はおおまかな内容を掴めます。
次に、経験に対してどのような強みを持っているのか、その強みをどのように業務に活かせるのかと説明すると、より採用担当者に伝わりやすくなります。例えば、次のような流れです。
- アルバイトで育成担当を任された
- 高いコミュニケーション能力で働きやすい環境を作った
- 御社でもコミュニケーションをとりながらスムーズに業務を進めたい
経験をそのまま伝えるのではなく、得たスキルや考え方などを企業でどう貢献できるか伝えることを意識しましょう。また、よくある面接の質問に対しても、自己分析の内容を関連づければ一貫した受け答えが可能です。
自己分析のやり方|効率的に進めるポイント

就職活動には自己分析が必要不可欠ですが、効率的に進めなければ時間が足りなくなってしまいます。効率的に自己分析を進めるためには、次のポイントがあります。
- これまでの経験を棚卸しする
- 他者の意見を参考にする
- 自己PRや志望動機に活かす
1. 体験した経験を棚卸しする
自己分析には、これまで体験してきた経験の棚卸しが必要です。学業やサークル、インターンシップ、ゼミ、アルバイトなどさまざまな経験から自己分析が可能です。それぞれの項目で、経験から得たスキルや学び、成果などを振り返っていきましょう。
棚卸しをすることで、自分では覚えていないような経験を思い出せます。その結果、普段では思いつかない強みを発見出来る可能性もあるでしょう。体験した内容だけでなく、取り組んだことや、成果まで棚卸しすると、就職活動で活用しやすくなります。
2.他の方の意見を参考にする
自分で考えていることと、周りの評価は異なる可能性があります。自分では思いつかないような強みを周りが評価している場合もあるでしょう。そのため、家族や友人、先輩、アルバイト仲間、教授など身近な人に自分のことを聞くのもおすすめです。
例えば、当たり前と思って普段行動していることでも、「責任感が強い」「最後までしっかりとやりぬいてくれる」と評価される可能性もあります。他者の視点を含めて自分の強みやスキルを客観的に把握したうえで、自己PRやエントリーシートを記載しましょう。
3.自己PRや志望動機に活かす
自己分析で得た情報は就職活動に活かすことが可能です。自分の強みや特徴、企業で貢献できることなどを明確にできると、自己PRや志望動機などに活かせます。例えば、「人前で話すのが好きで、上手だと言われる」のであれば、司会業やプレゼンテーションが必要な業種に結びつけてアピールしやすくなります。
さらに、自己分析で見つけた関連した得意なポイントに関連するエピソードを加えると、より説得力を増すことが可能です。関連した要素を見つけるためには、自己分析マインドマップの活用がおすすめです。詳しくは「自己分析マインドマップとは?就職活動に活かせる作成方法と活用術」をご確認ください。
自己分析のやり方|フレームワーク・シートの活用

自己分析は、自分で思い出しながら進めるだけでは不十分になりがちです。そこで、フレームワークは自己分析シートなどを活用するとよいでしょう。また、就職活動に活かすためには、企業研究した内容と関連づけることも重要です。
1.自己分析シートを活用する
キャリアセンターや就職関連の本などで自己分析シートを見かけることがあるでしょう。自分の強みや弱み、経験などに関連した質問が準備されているので、それぞれに答えることで以前と同じように自己分析できる仕組みです。
シートを使うと多角的に自己分析ができるほか、情報を整理しやすいので志望動機や自己PRに反映しやすくなっています。
2.フレームワークを活用する
自己分析を効率的に進める際には、フレームワークの活用も効果的です。フレームワークとは、課題解決や目標達成のための骨組みを意味します。また、フレームワークを使うことで、行動の修正がしやすくなるでしょう。
主なフレームワークとしてSWOT分析が挙げられます。次の4つの項目で主に企業分析をするフレームワークですが、就職活動を目的とした場合でも活用可能です。
- Strength(自分の持つ強み、得意なこと)
- Weakness(自分の持つ弱み、改善が必要なこと)
- Opportunity(自分に向いている業界の特徴や市場の動向)
- Threat(自分に向いていない業界の特徴や市場の動)
まず、自分の強みや弱みなどをリストアップしましょう。強みは真面目、継続して努力できる、謙虚など、弱みは飽き性、優柔不断など性格を含めて自己判断してください。弱みについても理解していないと、入社できてもミスマッチになる可能性があります。
次に、外部要因と自分の強みや弱みを関連づけて、向いている部分と向いていない部分をリストアップします。強みは経験を活かせる、労働環境の変化など、弱みはAIの進化、市場縮小などが挙げられるでしょう。
他にも、Will・Can・Mustのフレームワークも就職活動において有効です。詳しくはこちらの記事をご確認ください。
自分にあった自己分析のやり方で就職活動に活かそう
自己分析が大事だと思っていても、実際に何をしていいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。さまざまな方法がありますが、自分に合った方法を選ぶことが重要です。本記事で説明した内容を参考にして、就職活動に活かすようにしてください。