ESでゼミ活動の書き方|採用担当者の評価を高めるポイントを解説
ES(エントリーシート)にゼミの研究内容について紹介するケースがあります。企業の注目度が上がっており、採用担当者に対してアピール出来る項目です。しかし、「どのように記載すればいいの?」「なぜゼミが必要なの?」と悩んでいる学生も多いことでしょう。
そこで、本記事では、ESでゼミ活動の記載が必要な理由や、例文と共に書き方の手順を解説します。
ESにゼミ活動の記載が必要な理由

採用担当者は、ゼミの内容を知りたいわけではなく、学生の考え方や人間性などを知ろうとしています。そのため、ESにゼミ活動について詳しく記載するとアピールすることが可能です。
1. 採用担当者がゼミ活動から得る情報
ゼミによって内容は大きく異なります。そのため、学生が所属しているゼミの内容やどのようなことを学んだかによって、採用担当者は学生が興味を持っている点を知ろうとしています。ゼミでの取り組みは、仕事につながるスキルが身につく可能性があるためです。
また、直接仕事に関係のないスキルでも、説明の仕方によっては採用担当者にアピールできます。例えば、ゼミでリーダーをした場合は、十分なアピールポイントになるでしょう。さらに、ゼミでどのような取り組みをしているかもESに記載してください。課題解決や成果達成のために、どのような工夫をしたのかを伝えられるでしょう。
2.ゼミ活動でアピールできる場合
ゼミ活動を通して、自身の考え方や取り組みなどが入社後に活かせる場合十分にアピールできます。ゼミ内容が直接応募する業務と一致している場合は、具体的な話ができるでしょう。
さらに、直接関係なくてもゼミを通して得たロジカルシンキングや課題解決力などを業務に活かせる点をアピール可能です。採用担当者はゼミ活動を通して、仕事に対する姿勢や取り組み方を知りたいと思っています。そのため、セミ活動を説明する際は、業務で活かせるような内容の作成を意識することが大切です。
3.評価を高める要素
採用担当者は、ゼミ活動から、明確な意図を持っているか、また入社後に活かせるかどうかを評価しています。加えて、これらのわかりやすく伝えられるような構成力や文章力も評価対象です。
まず、そのゼミに参加した理由、どのような目的があったのかを明確にしましょう。例えば「本が好きでもっと知りたくなって文学ゼミに入った。」といった内容でも記載できます。次に、ゼミに取り組んで得た経験やスキルなどを入社後に活かせることを伝えることが大切です。
近年企業では、コミュニケーション能力の高い人材を求めるようになっています。ESでは、文章力を通してコミュニケーション能力を判断する傾向にあります。わかりやすい言葉で、伝わりやすい文章作成を意識しましょう。
ESでゼミ活動を記載する手順

それでは、実際にESでゼミ活動を記載する手順について解説していきます。次の流れが一般的な流れとなります。
- 研究テーマをまとめる
- 役割や成果を具体的に説明する
- 学んだことを業務にどう生かすか説明する
1. 研究テーマをまとめる
まずは、ESに記載する研究テーマをまとめていきましょう。出来る限り入社後に活かせるスキルや経験につながるテーマを選んでください。もし、すぐに思いつかない場合は同じゼミを受講した学生のESを参考にするとよいでしょう。また、ゼミの教授に聞くのも1つの方法です。
2.役割や成果を具体的に説明する
研究テーマがまとまったら、ゼミでの役割を明確にしましょう。例えば、社会問題の解決に取り組むゼミであれば、「経済格差を中心に研究を続けていました。またチームリーダーとしてチームが研究をした内容を発表しました」と記載するとよいでしょう。
成果としては、「チームの意見がバラバラでまとまりがなかったのですが、全員とコミュニケーションをとりコンセプトを明確にして、スムーズにプレゼンテーションまで進められました。」と説明できます。チームでの業務が多い場合は特に、採用担当者の評価を高められるでしょう。
役割や成果を説明するにあたって、専門用語は使わないようにしてください。仮に応募先企業の業務内容と同じであっても、ESを確認するのは採用担当者で、専門用語に詳しくない可能性があるためです。
3.学んだことを業務にどう生かすか説明する
ゼミの内容は仕事につながるものを選ぶようにしてください。直接業務につながる内容以外に、ゼミで得たスキルを活かせる場合でも記載できます。例えば、チームで取り組みをしているゼミであれば、チームワークのやり方、チームならではの工夫を述べると良いでしょう。
ESでゼミの説明をする際、ゼミの内容そのものよりも、ゼミで得た経験、スキルなどの方が重要です。そのため、ゼミの内容よりも、ゼミで学んだことについて多めに書くようにすると効果的に採用担当者の評価を高められます。また、事実を述べるだけでなく自分の意見も説明するようにしましょう。採用担当者はESから学生の考え方も知ろうとしていることが一般的です。
ESでゼミ活動を記載する例文

ESではゼミの内容や参加した理由、取り組んだこと、学んだこと、入社後に活かせることなどを詳しく説明することが大切です。さまざまなジャンルのゼミでの例文をご紹介するので、自分の経験に置き換えてESを作成しましょう。
1. 理系ゼミの例文
環境工学のゼミに入っている学生の場合は、このように説明するとよいでしょう。「私は環境汚染に興味があり、環境工学のゼミに入りました。自然環境を守りながら、街を発展させていくための研究を行いました。さらに、チームで実際に現地に足を運んで提案書を作成しました。環境保全に力を入れている御社でも、ゼミでの経験を活かして自然環境を守れる提案をしたいです。」と述べるとよいでしょう。理系の場合はゼミの内容が直接業務につながる可能性があり、詳しく説明すると採用担当者の評価を高められる可能性があります。
2.文系ゼミの例文
例えば、文学のゼミに入っている場合の例文をご紹介します。「私は小説が好きでさらに追求したいと思い、現代文学のゼミに入りました。表現方法を学ぶことで、ロジカルに物事を考え、言語化する能力が身につきました。」と説明できます。社会人は様々な書類の作成が必要であるため、幅広い分野の業務に活かせるでしょう。
3.ビジネス関連のゼミの例文
「接客のアルバイトをしていて、集客に携わるようになるも、なかなかうまくいきませんでした。そこで、正しく集客の方法を学びたいとマーケティングのゼミに入りました。その結果、顧客の購買行動について、深く理解できました。バイト先でゼミでの取り組みを早速活用したことで、集客を前年比50%増と成果につなげることができました。」と記載すると、具体的であり企業でも活かせると判断されやすくなります。
ESでのゼミ活動は姿勢や取り組みを伝えよう
採用担当者はESで記載するゼミ活動から、学生の人柄やゼミを通して得た経験やスキルなどの情報収集をしています。ゼミ活動を行っていて、どのような姿勢で取り組みをして何を学んだか、また入社後にどのように活かせるのかを記載しましょう。
つまり、ゼミ活動の説明は自己PRや志望動機を裏付けられると考えてください。課題から取り組んだ内容、成果、入社後に活かせる点といった流れで書くと採用担当者が読みやすくなります。