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企業選びの軸を解説|就職活動で活かすための方法とは

就職活動を始めるにあたって、「そもそもどのように企業を選ぶのか」と迷う学生もいるでしょう。企業選びの軸が明確でないと、説得力のあるES作成や面接準備ができないだけでなく、入社後のミスマッチの原因となる可能性もあります。

 

そこで、本記事では、企業選びの軸を明確にするポイント、また就職活動で活かすための方法を解説します。

 

 

企業選びの軸を設定するためのポイント

企業を選ぶ上で、入社後にどのような活躍をしたいのか、またどのような環境で働きたいのかを明確にするのが企業選びの軸です。企業選びの軸を設定するために、次のポイントを意識するとよいでしょう。

 

  • 自己分析を十分に行う
  • 自分の考えをまとめる
  • ミスマッチを減らすための工夫をする

 

 

1. 自己分析を十分に行う

企業選びをする前に、自己分析を十分に行うことが重要です。仕事を選ぶにあたって何を重視するのか、経験やスキルを活かせる環境はどこかなどを言語化していきます。そのためには、まず学生時代のゼミやアルバイト、ボランティア活動、部活動などの経験を洗い出し、課題→取り組み→成果の順で整理することが大切です。

 

課題に対してどのような取り組みをして、結果的に成果につながったのかを明確にすることで、自分の強みや弱みがわかりやすくなります。例えば、アルバイトで顧客にアンケートを集計し集客を増やした場合、分析力に長けている場合があるでしょう。

 

次に、求める働き方を明確にしていきます。ワークライフバランスを重視するのか、チームワークで働きたいのか、チャレンジできる環境が欲しいのかなど具体的にリストアップして、優先順位をつけてください。

 

 

2.自分の考えをまとめる

自己分析をした結果を基に、将来のキャリア像を明確にしていきます。例えば、「入社後の3年間で必要とするスキルや経験を積んで、5年後には新しいプロジェクトを任されたい」など具体的にまとめましょう。このように、1〜3年目、3〜5年、10年後など入社後の期間に分けて目標を設定することが大事です。

 

仕事に対する自分の軸が出来るので、目標を達成できるような企業や業界を探しやすくなります。就職活動を進める上で、新しい情報を入手したり、目標の修正があった場合は常に軸をブラッシュアップすることが大切です。

 

 

3.ミスマッチを減らすための工夫をする

入社後のミスマッチを減らすために、企業選びの軸に、「絶対やりたくないこと」を設定しましょう。例えば、「どうしても避けたい待遇」「受け入れられない業界」「ここだけは譲れない」など言語化しておくと、ミスマッチを減らすことにつながります。

 

ミスマッチとなる原因は人によって異なります。例えば「一人でもくもくと作業するのが好き」である人は、グループワークが多い業務だと苦痛になる場合もあるでしょう。このように、ミスマッチを減らす工夫をすることで、自分に合った企業を選ぶ軸につなげやすくなります。

 

 

企業選びの軸を確立する方法

企業選びの軸は、それぞれ学生によって異なります。次のポイントを基準とすることで効率的に企業選びの軸を確立することが可能です。

 

  • 興味を持てる業界や事業内容を見つける
  • 会社の雰囲気を把握する
  • 求める項目が充実しているか

 

 

1. 興味を持てる業界や事業内容を見つける

企業選びをする上で、まず軸となるのが企業の事業内容と、業界全体的な特徴です。事業に興味を持てないと、長く仕事を続けるのが難しくなります。まず、業界研究ノートを使って、業界の特徴や市場規模、将来性などをリサーチしましょう。業界研究ノートの詳しい作成方法は「業界研究シートの書き方と就職活動に活用するポイントを解説」をご確認ください。

 

興味を持てる業界を見つけたら、主要となる企業から研究をしましょう。企業の研究にもノートの活用がおすすめです。詳しくは「企業研究ノートの作成方法|就職活動で活かすポイントを解説」をご確認ください。複数の企業がある場合は、事業内容や自分の経験やスキルなどを活かせるかどうかの項目を設定し、比較するとよいでしょう。

 

 

2.会社の雰囲気を把握する

興味のある業界や企業が見つかったら、説明会やOB・OG訪問などを積極的に実施しましょう。職場の雰囲気やWebサイトや資料などでは伝わらない情報を入社前に掴むことが重要です。説明会では企業側から直接話を聞くことができ、OB・OG訪問ではよりリアルな声を聞くことができるでしょう。

 

社員の雰囲気や表情、社内の清潔感、周りの雰囲気なども確認するポイントとなります。実際に感じたことも企業研究ノートに追加しておくと、あとで応募する企業を選ぶ際に比較しやすくなるのです。

 

 

3.求める項目が充実しているか

自分の求める項目が充実しているかどうかも、企業選びの軸となります。例えば、成長志向のある学生の場合は、キャリア支援や研修制度などが企業を選ぶ重要な要素となるでしょう。

 

また、成長して結果を出した分、正しく評価してもらえるかも重要なポイントとなります。自分のキャリアプランを明確にしておき、達成するための環境があるかどうかも確認してください。

 

 

企業選びの軸を就職活動に活かす方法

企業選びの軸を確立したら、次に就職活動に活かすことが大切です。効率的な方法として次の3つを紹介します。

 

  • ESや面接に活かす
  • 複数企業を比較する
  • 最終的に自分に合う企業を見つける

 

 

1. ESや面接に活かす

明確な企業選びの軸があると、ES(エントリーシート)や面接に活かすことが可能です。例えば、志望動機を書く際に、企業選びの軸を基準としてエピソードや企業で貢献できる内容などを加えることで、採用担当者に対して具体的にアピールできるようになります。

 

例えば、成長する環境を求めているのであれば、「御社の研修制度でスキルを磨き、3年後にはプロジェクトを任せられるようになりたいです。」と回答できます。自分の軸と企業の取り組みや制度などを関連づけることで、説得力を高められるでしょう。さらに、企業研究ノートを使って、最新の情報や事業の強みなどを交えて、ESや面接の準備をすると効果的です。

 

企業研究ノートについては、詳しく「企業研究ノートの作成方法|就職活動で活かすポイントを解説」で説明しています。

 

 

2.複数企業を比較する

複数の業界や企業が候補にある場合、企業選びの軸を基準とした選考が可能です。次の項目を含めた比較表を作ると、一目で違いを把握しやすくなります。

 

  • 希望に合った事業内容であるか
  • 働き方が希望に合っているか
  • 成長機会があるか
  • 報酬や福利厚生は希望を満たしているか

 

それぞれの項目に点数をつけて比較すると、客観的な判断ができるでしょう。また、説明会やOG・OBから聞いた話などがある場合は、備考として情報を添えると具体的に判断しやすくなります。

 

 

3.最終的に自分に合う企業を見つける

最終的にどの企業を選ぶかは、収集した情報だけでなく自分がどう感じたかも重要です。企業選びの軸を基準とした候補が数社ある場合、実際にその企業で働く様子をイメージしましょう。「自分を活かせる環境であるのか」「長期間にわたって活躍できるのか」など大切とする観点で判断することが重要です。

 

短期間の目標だけでなく、自分がもつ長期的なキャリアプランを達成できる環境にあるのか、企業に長い間貢献できるのかなどを基に最終的な判断が必要です。迷ったときは、大学の教授やその企業を知っているOGやOBなどに相談するのも1つの方法です。

 

 

企業選びの軸を明確にして就職活動に活かそう

企業の軸を明確にすることで、自分の強みや働きたい環境、キャリアプランなどを作る基準となります。企業選びの軸と、業界や企業の特徴や研修制度、将来性などと照らし合わせることで、ミスマッチを減らすことができます。また、軸の作成は、ESや面接の準備にも役立てられます。企業選びの軸を明確にして、就職活動に活かしましょう。