図々しいくらいが、ちょうどいい。“成長する人材”の素質とは——株式会社SXIDA X
WebやSNS、DXといった言葉が当たり前になり、企業にも「デジタルをどう活用するか」が問われる時代になりました。一方で、その活用方法や向き合い方は企業ごとに大きく異なります。
株式会社SFIDA Xは、Webを単なる制作物として扱うのではなく、経営や事業の成長と結びつける視点で支援を続けてきた会社です。
社名に込められているのは「挑戦」という価値観です。若いうちから挑戦でき、成果によって正当に評価される実力主義のもと、スピード感を持って行動と修正を繰り返しています。そうした環境が、20代のうちから大きく成長する人材を次々と生み出しています。
今回は、SFIDA Xの人事担当・柿木さんに、事業の考え方から組織文化、働く人たちのリアル、そして学生へのメッセージまでを伺いました。

——SFIDA Xは、どんな企業のどんな課題をWebで解決している会社ですか?
私たちSFIDA Xが向き合っているのは、主に中小企業や店舗の経営者の方々です。多くの方が、「WebやSNSが大切なのは分かっている。でも、正直そこまで手が回らない」と感じています。本業の傍ら、ホームページの更新やSNS運用、効果検証まで片手間で行うのは、現実的にはかなり難しいものです。
実際、他社でサイトを制作したものの“作って終わり”になってしまい、成果につながらず悩んでいるケースも少なくありません。
だからこそ私たちは、サイトを作って終わりにするのではなく、その後の運用や改善、成果が出るところまで一緒に向き合うことを大切にしています。WebやDXは、本来、経営者の方が無理をして抱え込むものではありません。専門性が求められる部分は私たちが引き受け、その分、経営者の方には本業に集中していただきたいと考えています。
SFIDA Xは、経営者の右腕として、事業が前に進むための環境を整える存在でありたいと考えています。
——数あるWeb制作会社の中で、SFIDA Xが選ばれ続ける理由は何ですか?
私たちが多くのお客さまから選ばれ続けている理由の一つに、営業から制作、運用、サポートまでをすべて自社内で完結させている点があります。営業が契約を獲得したあと、制作は外注、運用は別会社と分断されていると、どうしても情報の行き違いや、対応のたらい回しが起きてしまいます。
その点、SFIDA Xではディレクター・デザイナー・コーダーが社内に揃っているため、日常的にコミュニケーションを取りながら、同じ目線でお客さまの課題に向き合うことができます。
もう一つ大切にしているのが、「できること・できないこと」を正直に伝える姿勢です。利益のために何でも引き受けるのではなく、私たちがやるべきでないことは「やらない方がいい」とはっきりお伝えする。WebやITの仕事ではありますが、最終的に大切なのは人と人との信頼関係です。だからこそ、私たちは誠実なコミュニケーションを何よりも重視しています。

——自社プロダクト「SIMPLE BOOK」は、なぜ生まれ、何を変えてきましたか?
SIMPLE BOOKが生まれたきっかけは、「Webを更新するのが想像以上に大変だ」というお客さまの声でした。専門用語が多く、管理画面も複雑で、記事を1本更新するだけでも時間がかかってしまいます。ITに慣れていない方にとっては、「触ること自体がストレス」になっているケースも少なくありませんでした。
そこで私たちが考えたのは、「誰でも迷わず使えること」を最優先にした仕組みです。ボタンを押すだけで記事や画像を更新できる、ワンクリック設計にこだわりました。現在ではAIを組み込み、文章や画像の生成に加え、どんな人がサイトを見ているのか、どのページが読まれているのかといったアクセス情報まで、専門知識がなくても把握できるようになっています。
一貫して大切にしているのは、「お客さまの手間をどこまで減らせるか」という視点です。SIMPLE BOOKは、現場の声をもとに進化を続けてきたプロダクトです。
——SFIDA Xが「挑戦」と「スピード」を何より大切にする理由は何ですか?
SFIDA Xという社名は、イタリア語で「挑戦」を意味します。この言葉は理念として掲げているだけでなく、日々の仕事に自然と根づいています。象徴的なのが、毎朝の朝礼です。前日の営業件数や売上を全員で共有し、「今日は何に集中するのか」をその場でそろえます。目の前の数字から逃げず、結果と向き合うからこそ、日々の行動にも自然と意識が向くようになります。
一方で、数字だけを追いかける無機質な組織ではありません。初受注を獲得した新人とオーダースーツを仕立てに行ったり、チームで旅行に出かけたりと、節目を一緒に喜ぶ文化があります。仕事終わりに上司が食事に誘い、悩みや不安を聞く時間をつくることも珍しくありません。仕事と人間関係が近い距離でつながっている点も、SFIDA Xらしさです。
私たちが大切にしているのは、早く挑戦し、早く失敗し、早く修正することです。20代での失敗は大きな財産になります。このスピード感が、行動や評価、そしてお客さまへの向き合い方にまで一貫して表れています。

——新卒社員は、どんな環境で、どんな成長を遂げていくのでしょうか?
新卒で入社した社員は、まず1〜2か月の研修を通じて、ビジネスマンとしての土台を徹底的に固めます。敬語や名刺交換といった基礎に加え、「なぜこの仕事をするのか」「成果とは何か」といった考え方まで踏み込むのがSFIDA Xの研修です。最初に価値観をそろえることで、現場に出たあとも判断に迷いにくくなります。
研修後は、営業課の一員として新規開拓営業に挑戦します。テレアポを中心とした営業は決して楽ではなく、断られる場面も多くあります。ただ、放置されることはありません。営業活動は1時間単位で区切られ、その都度振り返りを行い、「次に何を変えるか」を上司や先輩と一緒に考えます。うまくいかなかった日ほど、自然と声がかかる環境です。
SFIDA Xには「まずはやらせる」文化がありますが、決して丸投げではありません。失敗すればすぐにフォローが入り、時には仕事終わりの食事の場で本音のアドバイスが交わされます。厳しさの中にも支えがあり、若手はその環境で自ら考え、行動し、結果を出せる力を身につけていきます。
——年次関係なく評価される「実力主義」は、実際どう機能していますか?
SFIDA Xの実力主義は、とてもシンプルです。評価の軸になるのは、売上や件数といった定量的な成果を中心とした指標です。どれだけ行動し、どれだけ結果を出したかが、昇格や報酬にそのまま反映されます。年次や入社歴を理由に、評価が止まることはありません。
実際に、入社から1年〜1年半でサブマネージャーに昇格し、20代前半で年収1000万円に到達した社員もいます。結果を出せば、チャンスは誰にでも平等に巡ってきます。
そのため、同期が上司になることも、逆に部下になることも珍しくありません。最初は戸惑う場面もありますが、それは評価が感情や年功ではなく、成果で決まっている証拠です。SFIDA Xでは、成果を出した人にこそ新しい役割やステージが生まれていくと考えています。挑戦する姿勢があれば、成長のチャンスは尽きることがありません。

——SFIDA Xが一緒に働きたいのは、どんな学生ですか?
私たちが一緒に働きたいのは、いわゆる完璧な人ではありません。大切にしているのは、遠慮しすぎない図々しさと素直さ、そして愛嬌です。分からないことを分からないままにせず、自分から聞きに行けることが大切です。また、失敗を人のせいにせず、「自分はどうすべきだったのか」と矢印を自分に向けられる姿勢も欠かせません。そうした姿勢を持っている人は、どんな環境に置かれても着実に成長していきます。
もう一つ重視しているのが、「なぜそれをやりたいのか」を自分の言葉で語れるかどうかです。これまでの選択や行動に理由がある人は、仕事に対しても自然と覚悟が生まれます。進学や部活、環境の変化など、大小は問いませんが、自分で決断してきた経験がある人ほど、仕事でも主体的に動ける印象があります。自分の人生に責任を持ち、前向きに挑戦できる人と一緒に働きたいです。

——就職活動に悩む学生へ、今伝えたいことを教えてください。
就職活動をしていると、「大手か、ベンチャーか」という軸で悩む人は多いと思います。ただ、私が一番大切だと考えているのは、会社の規模ではなく、「その環境で自分がどれだけ主体的に動けるか」という点です。会社の看板が大きいほど安心感はあるかもしれませんが、その看板に頼りきってしまうと、自分の力が育たない危うさもあります。
20代前半は、失敗しながらでも人と向き合い、コミュニケーション力を徹底的に鍛えるべき時期です。相手の立場を考え、自分の言葉で伝え、結果を出すといった一連の積み重ねは、将来どんな仕事に就いたとしても、必ず大きな武器になります。
最後に伝えたいのは、「自分で決めた選択」を大切にしてほしいということです。他人の正解や周囲の評価ではなく、自分なりに考え、覚悟を持って選んだ道であれば、どんな環境でも必ず前に進めます。
柿木 圭介
株式会社SFIDA X 事業推進部
2018年4月、株式会社SFIDA Xに中途入社。経営企画部 人事広報課にて採用・組織づくりに携わる。2021年10月にサブマネージャーへ昇格。2022年4月には営業企画部 人材開発課の立ち上げを担い、若手育成や研修制度の設計・運用を主導してきた。2025年4月より事業推進部へ部署名称変更。
現場視点と経営視点の両面から、人材育成・組織開発を推進している。