「写真の会社」は、なぜここまで変わり続けられたのか——株式会社プラザクリエイト
「写真屋さんの会社ですよね?」
学生からそう聞かれることも少なくありませんが、株式会社プラザクリエイトは、写真店の運営にとどまらず、モバイル事業や法人営業、新規事業へと事業領域を広げてきた会社です。全国に約160店舗の写真店を持ちながら、時代の変化に合わせて事業の形を柔軟に変えてきました。その変化の根底にあるのは、創業当初から大切にしてきた「みんなの広場をつくる」という考え方です。
今回お話を伺ったのは、新卒5年目で人事を務める西辻安藍さんです。企画職として入社し、新規事業「One-Bo」の立ち上げや法人営業を経験したのち、人事へとキャリアを広げてきました。
本記事では、プラザクリエイトがどのように事業を広げてきたのか、そして若手社員がどのように挑戦し、失敗しながら成長できる環境なのかについて、西辻さんに伺いました。


——まずは、プラザクリエイトの事業について教えてください
プラザクリエイトは、「みんなの広場をつくる。」という想いのもと、現在4つの事業を展開しています。創業当初から続くイメージング事業では、写真を通じて思い出を形にするサービスを提供してきました。モバイル事業では、スマートフォンの販売を通じて、人と人をつなぐ役割を担っています。法人営業事業では、企業ごとの課題に向き合いながら、最適な商材やサービスを提案しています。さらに、「ソウゾウ(想像×創造)」事業では「つくるんです」をはじめとした商品開発に取り組み、遊び心や学びを社会に届けています。
写真屋の会社というイメージを持たれることも多い一方で、実際には事業の幅は広く、どの領域でも共通して「人との関わり」を大切にしています。オンラインだけで完結するのではなく、リアルな接点を通じて価値を届けている点が、プラザクリエイトの特徴です。

——なぜ“写真屋さん”から、ここまで事業を広げてきたのでしょうか?
プラザクリエイトは、写真屋として創業した会社ですが、「写真そのもの」にこだわり続けてきたわけではありませんでした。創業者が大切にしてきたのは、写真を通じて生まれる思い出や、人と人とのつながりでした。
時代が進み、写真を撮る手段がデジカメからスマートフォンへと変わっていく中で、当社は自然な流れでモバイル事業へと広がっていきました。また、写真を撮る機会が減ってきたからこそ、「思い出を残せる場所をつくろう」と考え、グランピング事業などの新しい取り組みにも挑戦しています。
事業が変わってきたように見えても、根底にある考え方は一貫しています。その時代に合った形で、「みんなの広場」をどうつくるかを考え続けてきた結果が、今の事業の広がりにつながっています。

——プラザクリエイトならではの強みはどこにありますか?
プラザクリエイトの強みは、一つの事業に依存しない点にあります。イメージング事業やモバイル事業といった既存事業が会社の土台となり、その上で法人営業や新規事業といった新しい挑戦を続けています。安定と挑戦の両方が同時に存在している点が、大きな特徴です。
また、変化を前向きに受け入れる文化も特徴的です。複数の事業を展開しているため、業務内容や役割が変わることも珍しくありませんが、その変化を楽しみながら取り組む社員が多いと思います。「次は何が始まるのだろう」と前向きに捉えられる人にとっては、大きな成長のチャンスが広がっています。
事業の多さそのものではなく、変化を受け入れ、挑戦し続けられる組織であることが、プラザクリエイトならではの強みです。
——新規事業「One-Bo」は、どのように生まれたのですか?
個室ブース「One-Bo」は、コロナ禍という特殊な状況の中で生まれた新規事業です。オンライン会議が急激に増える一方で、会議室が足りないという課題が社内でも顕在化していました。既存の個室ブースを導入しようとしたものの、コスト面で現実的ではありませんでした。そこで、社内から「それなら自分たちで作ってしまおう」という声が上がりました。
プラザクリエイトは、写真証明ボックスの製造を長年行ってきた会社です。箱型の製品をつくるノウハウがすでに社内にあり、その強みを活かして開発が進みました。オンライン会議ツールとの協業も重なり、企画から発売までにかかった期間はわずか半年。現在では多くの企業に導入されています。

私自身もこの事業の立ち上げに携わりましたが、日々感じていた課題を、そのまま事業として形にできるスピード感は、プラザクリエイトならではだと感じています。
——若手社員は、どのような裁量を持って働いていますか?
プラザクリエイトでは、年次や経験に関係なく、チャレンジする姿勢があれば大きな裁量が与えられます。新規事業部では、1年目の社員が提案した企画が、2年目に商品として世に出た事例もあります。「つくるんです」シリーズの中には、若手社員の発想から生まれた商品も少なくありません。
また、企画職に限らず、モバイル事業でも早い段階から責任ある仕事を任されます。2年目で副店長、3年目で店長として店舗を任されるケースもあり、成果と意欲次第で、成長スピードは大きく変わります。
ただし、任されるのは華やかな仕事だけではありません。企画を考えるだけでなく、集客や運営などの地道な業務にも向き合います。そうした経験があるからこそ、「自分が事業を動かしている」という実感を得られる環境です。
——失敗は、どのように受け止められる文化なのでしょうか?
私が入社1年目に印象的だったのは、「どれだけ失敗してもいい」と上司から繰り返し伝えられたことでした。実際に業務上のミスをしても、頭ごなしに怒られることはありませんでした。代わりに、「なぜそうなったのか」「次はどうすればいいか」を一緒に考える時間が設けられていました。
この姿勢は、私個人の体験にとどまりません。新卒社員へのアンケートでも、「失敗してもきちんとフィードバックをもらえた」「挑戦しやすい環境だった」という声が多く見られました。
失敗を責めるのではなく、次につなげるための学びとして扱う。その積み重ねが、社員一人ひとりのチャレンジ精神を育てています。だからこそ、若手でも臆することなく新しいことに手を挙げられる環境なのです。
——人事から見た、プラザクリエイトの社風や人の特徴を教えてください
私が感じるプラザクリエイトの特徴は、誰に対しても気軽に声をかけやすい雰囲気があることです。役職に関係なく名前で呼び合っており、社長や役員とも自然に会話ができます。「今は話しかけづらいな」と空気を読む必要がほとんどなく、日常的に相談や確認がしやすい環境だと感じています。

最近では、社内のクラブ活動もスタートしました。現在は20個近いクラブがあり、部署や役職を超えた交流が自然と生まれています。私自身も麻雀部に所属し、これまで接点のなかった社員と話す機会が増えました。
一方で、この環境に合わない人もいると思います。変化が苦手で、計画通りに進まないと強いストレスを感じてしまう人や、一人で完結したい人にとっては難しい場面もあります。チームで動き、変化を楽しめる人ほど、この社風を活かせるはずです。
——就職を控える学生に、今伝えたいことは何ですか?
「仕事は何をするか以上に、誰と働くかが大切だ」ということです。プラザクリエイトで5年間働く中で、仕事の相談だけでなく、プライベートの悩みまで話せる先輩や、将来どんな道を選んだとしても関係が続いていくと思える同期に出会えました。
ここまで人との距離が近い会社は、決して多くないと思います。友人に話しても『そんな会社あるの?』と驚かれることが多いです。

また、プラザクリエイトは自らを“未完成の会社”だと捉え、変化や挑戦を続けています。事業も組織も、これからどうなっていくかは決まっていません。だからこそ、会社と一緒に成長していきたい人にとっては、大きなチャンスがあります。
就職活動では、条件や知名度だけで判断するのではなく、「この人たちと一緒に働きたいか」を大切にしてほしい。そう語る西辻さんの自身の実体験に裏打ちされた言葉には、確かな説得力がありました。
人事部
西辻安藍
2021年、新卒で株式会社プラザクリエイトに入社。
新規事業部門であるソウゾウ事業にて、個室ブース「One-Bo」の運営管理を担当し、商品づくりの現場を経験。2023年にはOne-Bo事業とともに法人営業本部へ異動し、営業として法人顧客への提案を行う。
2025年8月からは人事部・採用企画グループに所属。自身の実体験をもとに、新卒採用やオープンカンパニーを通じて、プラザクリエイトの「人の良さ」や挑戦できる環境を学生に伝えている。