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高い志と挑戦で、未来へつながる時を生む——株式会社TOKIUM

2012年に創業して以来、「未来へつながる時を生む」という志を掲げ、事業を展開する株式会社TOKIUM。AIとプロスタッフが連携し、経理業務の自動化を推進する経理AIエージェントTOKIUMを展開しています。

今回は、採用戦略部 新卒採用課の瀬戸温人さんに、会社が目指す未来、求める人材像、そして体育会学生の採用に特化したサービス「ツナカレ」の利用経緯と効果について伺いました。

 

 

——まず、貴社の事業内容について教えてください。

 

当社は「未来へつながる時を生む」という志のもと、「時間のインフラ」となることを目指し、経理業務を自動化する経理AIエージェントTOKIUMを提供しています。

経理AIエージェントTOKIUMは、AIとプロスタッフが連携し、経理業務の自動化を推進するサービスです。このサービスは、出張手配、事前申請、突合といった定型的な経理作業からビジネスパーソンを解放することを目指しています。本サービスを通じて、主に中小・中堅企業へデジタル労働力を提供し、企業の生産能力向上を支援します。

 

――類似サービスも多い中で、TOKIUMならではの強みや特徴は何でしょうか。

 

最大の強みは、AISaaSだけでなく、オンラインスタッフや派遣スタッフを最適に組み合わせることで、経理業務を丸ごと代行できる点です。

さらに、当社には経理領域に特化して10年、3,000社以上の導入実績に加え、8,000人以上のオンラインオペレーターによる豊富な実績とデータ処理ノウハウがあります。これらの知見を活かし、経理業務の自動運転を実現しています。

また、2025年からはAIエージェントの本格展開を開始しています。例えば、AIが社内規程に沿って経費精算を自動承認したり、最適な出張手配を提案したりすることで、お客様は煩雑な確認作業から解放され、より創造的で価値の高い業務に集中できるようになります。

 

 

——貴社の社風や文化、働くうえで大切にしていることを教えてください。

 

当社では「Customer Success」「Move Fast」「Teamwork」の3つをバリューとして掲げています。実は成長段階で一度大きな組織課題に直面した経験があり、その時の学びから改めて重要だと感じたことを言語化したのが、この3つのバリューです。

Customer Successは、「未来へつながる時を生む」ために、常にお客様の立場に立ち、真に求めるものを探り当てて実現することです。泥臭いことも厭わず、お客様の無駄をなくすことを追求し、結果としてより多くのお客様に価値を提供することを目指しています。

Move Fastは、激しい市場競争の中で選ばれ続けるために、より速い意思決定、実行、改善を繰り返すことです。ゴールから逆算し、試行錯誤や失敗から学ぶ姿勢を持つことで、サービスを高速で進化させていきます。

Teamworkは、困難に直面しても一人で抱え込まず、チームや部署の垣根を越えてアイデアやノウハウを積極的に共有することです。必要な協力を惜しまず全員で課題解決に取り組み、仲間へのホスピタリティを重んじる組織文化を醸成しています。

 

 

――実際に働いている方々はどのような雰囲気でしょうか。

 

相手の意図を汲み取り、深く理解しようとする傾聴力と、仲間への関心が高い人が多いです。ベンチャーというと個人がガツガツ成果を追い求めるイメージがあるかもしれませんが、当社はチームで協力し、共創しながら成果を出すという雰囲気の方が強いです。

新しく入った仲間に対しても、「何か困っていることはある?」と漠然と聞くのではなく、「こういうことで困っていない?」と具体的な選択肢を示してあげるなど、自然と相手を気遣い、話しやすい雰囲気を作れる謙虚な人が多いと感じます。

 

——新卒で入社された方のキャリアステップや育成方針について教えてください。

 

入社後は約1か月半、同期全員で研修を受けます。その後、2〜3回の面談を通して、本人の希望と適性を踏まえながら配属先を決定します。

2025年入社の代では、18名中9名がエンジニアとして配属されました。そのうち4名はプログラミング完全未経験からの挑戦です。ビジネスサイドも同様に、インサイドセールスやフィールドセールス、コンサルティングなど、その時々の会社の状況と本人の志向に応じて、多様なキャリアパスが用意されています。

 

 

私たちは、一人ひとりが自身のキャリアの主導権を握ることを奨励しており、早い段階から裁量権の大きな仕事を任せることで、実践を通じた成長を促しています。「やりたい」と手を挙げた社員の挑戦を会社が全力で後押しする環境があり、新卒入社3年目でマネージャーに昇進した社員もいます。

 

——貴社は「ツナカレ」を利用し、体育会学生の採用も積極的に行っていますね。導入のきっかけは何だったのでしょうか。

 

体育会学生の採用は、東京大学アメフト部出身である取締役の松原が、体育会人材の持つ強みと当社カルチャーとの親和性の高さに着目したことが始まりです。

体育会学生には、高い目標に対して地道な努力を積み重ねられる素直さや、失敗から学び次へ活かす行動力があります。特にチームスポーツ経験者は、「チームの勝利のために自分は何をすべきか」を常に考えて行動してきた経験があり、その姿勢が当社のバリューである「Teamwork」や「Customer Success」と強くマッチすると感じました。

当初は体育会OBの社員の繋がりを頼りに学生へアプローチしていましたが、より多くの学生と出会うためには新たなアプローチが必要でした。そこで、全国の体育会との強固なネットワークを持つツナカレのサービスを利用することに決めました。

 

——実際にツナカレを利用してみて、いかがでしたか。

 

以前はアプローチが難しかった団体とも繋がれるようになり、昨年は全国各地の多くの部活と接点を持つことができました。今年度は関係性をさらに深めるため、対象を約20団体に絞り込み、複数回訪問させていただく形にシフトしています。

具体的には、夏のシーズン中に就活や自己分析の勉強会を実施し、オフシーズンの冬に改めて会社説明会を行うことで、相互理解を深めた上で選考へ進んでいただくフローを構築しました。実は私自身、東北大学アメフト部の出身で、説明会で『ビビッときた』のが入社のきっかけでした。

ツナカレは企業と学生を繋ぐサービスですが、社内には体育会出身者が多いため、単なる採用活動を超えて『純粋に後輩たちを応援したい』という熱い想いも持っています。

また、現役学生だけでなく、各部活のOB・OGの方々に当社を知っていただく好機でもあります。ツナカレを通じて、これまでリーチできなかった『縦の繋がり』が生まれることにも期待しています。

 

 

——最後に、学生の皆さんへメッセージをお願いします。

 

体育会学生は部活動に打ち込むあまり、就職活動で誰に、何を相談すればいいか分からず、一人で悩みを抱えがちだと感じています。そんな時、私たちのような外部のスポンサーを、気軽に頼れる相談相手として活用してほしいです。

特に夏も活動が続く部活の学生からは、インターンシップに参加できないことへの不安をよく聞きますが、心配する必要は全くありません。むしろ、目の前の部活動に全力を注ぎきってほしい。今に全力になれない人は、社会に出てからも本当の意味で頑張ることはできません。

チームが掲げる目標に全力でコミットし、その中で「自分はなぜ頑張るのか?」という意志を言語化し、行動に反映させていく。その経験は、間違いなく社会で活躍するための大きな財産になります。

TOKIUMは、チームで挑戦することを楽しめる企業です。「チームで大きな成果を出したい」「仲間と新しいことに挑戦していきたい」と考える方は、ぜひ一度、私たちの話を聞きに来てください。

 

 

瀬戸温人
採用戦略部 新卒採用課

東北大学アメフト部出身。大学時代は副将を務め、全国選手権準決勝進出に貢献した。
2025年TOKIUM入社、新卒採用チームの体育会採用担当として全国の部活を訪問。
現在も社会人アメリカンフットボールチームに所属。