日本最大の学生ゴルフ連盟がつくる“ゴルフの輪”——HGAが描く未来

東日本学生ゴルフ連盟(HGA)は1975年に設立された、日本最大の学生ゴルフ連盟です。
「ゴルフをもっと身近に、もっと楽しく。」そんな想いから、ゴルフに挑戦しやすい仕組み作りや、団体同士の交流を深めるイベントの実施など、多角的な取り組みが特徴的です。
今回は、事務局長である佐藤華音さん、伊坂智成さんにお話を伺い、ゴルフを通しての学びや700人以上のメンバーを動かす大変さ、やりがいをお伝えしていきます。
——700人をつなぐ“横のつながり”が連盟の原動力

東日本学生ゴルフ連盟(HGA)は「日本最大の学生ゴルフ連合」ということで、メンバーの多さが特徴のひとつ。1〜3年生は各200人前後、4年生は100人ほどの約700人が在籍しており、学部比率は文系4割、理系6割です。これだけの人数が集まるからこそ、団体ごとの交流が図れるイベントに力を入れています。
特に重視しているイベントは、12月のクリスマスパーティー。協賛企業様を招待して、200人規模の参加者の親睦を深めることを目的とした立食パーティーを開催しています。他にも、新歓BBQ(バーベキュー)や親睦会など、全体で集まるイベントが豊富です。さらに、新歓の時期は初心者も気軽にゴルフに挑戦できるよう、ワンコインで参加できるレッスン会なども開催しており、メンバーだけでなく入会を検討している人がゴルフに触れることができる機会を増やしています。
——誰もが“ゴルフを始めやすい環境”を目指して

学生のよくある悩みは、ゴルフを始めたいけど道具がない・練習する資金がないという点です。道具レンタルやクラブの割引購入、練習場やゴルフ場の割引などの対策、協賛企業からは物品協賛をいただくなど工夫をしています。またキャディや、泊まり込みでゴルフの大会設営のバイトなどをする学生も多く、働き手目線のゴルフを学ぶことも。連盟に入るメリットは、公私共にゴルフに触れる機会が増えること、と佐藤さんは語ります。
——学生の立場で企業と対等に向き合う

700人ものメンバーをまとめるのは、22人の幹部陣です。幹部はイベント企画や協賛企業の営業、コンペの実施などそれぞれプロジェクトを担当。イベント時には数百人を率いたり、企業とやりとりをしたり、チームの上に立つ責任感を感じる瞬間や、目的達成のための戦略立案や営業術を学ぶ機会は、学生ではできない貴重な経験です。事務局長として、佐藤さん・伊坂さんは幹部の情報共有や管理に奮闘しているとのこと。ありがたいことに、協賛企業やイベントも年々増加しています。要所にリーダーを設置して管理体制を整えているところです。
——最後に、事務局長からメッセージ

既に協賛いただいている企業様、そして将来の企業様へ
これまで協賛いただいている企業様は、将来のゴルファー育成支援はもちろん、商品の宣伝や採用などで関係性を築くことができています。また、HGAイベントに企業様が参加いただくことで、メンバーの中でも刺激になりました。本当に素敵な機会をありがとうございます。
これからも、学生と企業の繋がりを作っていきますので、若手ゴルファーを一緒に応援しませんか?
ゴルフがしたいけど、ハードルが高いと迷っている学生さんへ
HGAに入れば、すぐに100名を超える仲間とつながれます!年間でさまざまなイベントを開催する中で、団体同士や協賛企業との関わりも深めることが可能。ぜひ一緒にゴルフを盛り上げていきましょう!
ゴルフを通して、学生同士の交流や協賛企業の関わりによる将来のゴルファー育成の橋渡しを積極的に進める東日本学生ゴルフ連盟(HGA)。
ここで得られる経験は、社会に出てからも必ず生きる財産になります。
執筆:青木千奈(株式会社Koti)