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上場企業でありながら、この裁量。安定と挑戦が共存する理由——株式会社jig.jp

なぜ、株式会社jig.jpは、競争の激しいIT業界の中で独自の存在感を築き続けているのか。

ライブ配信サービス「ふわっち」を中心にモバイル領域で成長してきた株式会社jig.jpは、30代〜50代の“普通の人”が主役となり、日常の延長のような配信が楽しまれる文化を育んできました。大規模な広告で一気にユーザーを集めるのではなく、配信者と視聴者のつながりを大切にしながら、サービスを地道に成長させてきた点が、大きな特徴の一つです。

近年は、VTuber事業やARグラスといった新たな領域にも挑戦し、事業の幅を広げ続けています。上場企業としての基盤を持ちながら、変化を前向きに楽しむベンチャーのような組織文化が、こうした挑戦を支えています。

今回は人事として中途・新卒採用の両方を担う桶河さんに、jig.jpの事業の考え方や働く環境、そしてこれから社会に出る学生に伝えたいメッセージを伺いました。

 

 

——jig.jpは、どんな事業を展開している会社でしょうか?

 

私たちjig.jpは、スマートフォンを中心としたソフトウェアを自社で企画・開発し、サービスとして世の中に届けているIT企業です。中核となっているのは、ライブ配信サービスの「ふわっち」です。配信に特別なスキルや派手さは必要なく、日常の延長のような感覚で使えることを大切にしてきました。そのため、年齢や属性に偏らず、幅広いユーザーに利用されています。

現在はこの「ふわっち」を軸にしながら、VTuber事業や音楽ライブ配信アプリ「topia」、さらにはARグラスといった新しい分野にも取り組んでいます。扱うサービスや技術は異なりますが、共通しているのは、テクノロジーによって体験のハードルを下げることです。限られた人だけが楽しめるものではなく、より多くの人が自然に触れられる形を目指しています。

一つの事業を大切に育てながら、その積み重ねを次の挑戦に生かしてきた会社です。安定した軸を持ちながらも、変化を恐れず新しい領域に踏み出してきました。

 

 

——ライブ配信サービス「ふわっち」は、どんな価値を提供しているのでしょうか?

 

ふわっちの大きな特徴は、利用しているユーザーの層にあります。一般的なライブ配信サービスでは若年層が中心になることが多いですが、ふわっちでは30代から50代のユーザーが主力です。特別な配信スキルや見た目の華やかさよりも、その人自身の人柄や日常に価値が置かれている点が、他のサービスとの大きな違いだと感じています。

配信しているのは、いわゆるプロの配信者ではありません。仕事終わりに少し話をしたり、趣味について語ったりと、ごく普通の生活の延長で配信をしている人たちが中心です。だからこそ、見る側も構えずに参加でき、コメントや応援といったやり取りが自然に生まれます。配信する側と見る側の距離が近く、双方向のコミュニケーションが成り立ちやすい環境です。

配信を始めるまでのハードルが低いことも、ふわっちの価値の一つです。特別な準備をしなくても、思い立ったときにすぐ始められる。その気軽さが、ありのままの姿を受け入れる文化につながり、長く使い続けてもらえる理由になっています。ふわっちは、非日常を演出する場ではなく、日常にそっと寄り添うライブ配信サービスです。

 

 

——競争の激しい市場で、なぜふわっちは選ばれ続けているのでしょうか?

 

ライブ配信の市場には、若年層を中心にしたビジュアル重視のサービスが数多くあります。その中で、ふわっちはあえて同じ土俵では戦ってきませんでした。年齢や見た目に左右されにくく、男性や中高年の配信者でも活躍できる設計にしてきたことが、結果として独自のポジションを築くことにつながっています。

もう一つの特徴は、広告に大きく頼らずにサービスを育ててきた点です。短期的にユーザー数を増やすよりも、既存ユーザーが長く楽しみ続けられる環境づくりを優先してきました。その考え方は、サービス内の導線設計にも表れています。配信を始めたばかりの人が埋もれないようにする仕組みや、ジャンルごとに興味を広げられる導線、ユーザーの行動に応じたレコメンドなど、自然に次の出会いが生まれる設計を積み重ねてきました。

さらに、オンラインだけで完結させない点も、ふわっちらしさです。オフラインのイベントを通じて配信者同士や視聴者とのつながりを深めることで、サービス全体の熱量を一部に集中させず、広く分散させています。こうした地道な運営の積み重ねが、競争の激しい市場でも選ばれ続ける理由になっています。

 

——VTuber事業・ARグラス。なぜ今、新たな挑戦を続けるのでしょうか?

 

ふわっちを中核に成長してきたjig.jpですが、私たちは一つの事業に留まることなく、新たな挑戦を続けています。その象徴の一つが、VTuber事業です。Brave groupとの提携は、単なるコンテンツ拡張ではなく、配信プラットフォームとして培ってきた運営力やデータ活用の知見を、次の領域へ広げていくための取り組みだと考えています。誰が、どんな配信を、どのように楽しんでいるのか。その積み重ねが、新しい表現や体験づくりにつながっています。

さらに現在、ARグラスという新しい分野にも挑戦しています。海外では市場が着実に広がる一方で、日本ではまだ発展途上にある領域です。だからこそ、今から取り組む意味があると感じています。私たちが目指しているのは、特別な場面で使うデバイスではなく、日常の中に自然と溶け込むスタイリッシュな存在です。

こうした新規事業にも、ふわっちで大切にしてきた考え方は通底しています。限られた人だけのものにせず、誰もが気軽に触れられる形にすること。既存事業で培った強みを土台にしながら、jig.jpはこれからも新しい体験づくりに挑戦し続けていきます。

 

 

——挑戦を後押しする、jig.jpの組織文化とはなんでしょうか?

 

jig.jpは上場企業ではありますが、組織の空気はとてもフラットで、良い意味でベンチャーらしさが残っています。年次や役職に関係なく意見が出やすく、新しい取り組みについても前向きに検討されます。その背景には、代表や経営陣自身が挑戦を楽しみ、変化を恐れない姿勢を持っていることがあると感じています。

社内には、自分たちが手がけるサービスへの愛情が強いメンバーが多くいます。配信が好きな人、VTuberやコンテンツに詳しい人、ものづくりに没頭する開発者など、それぞれが「好き」を軸に仕事と向き合っています。単に与えられた業務をこなすのではなく、サービスを良くしたいという想いが自然と行動につながっているのが特徴です。

 

——新卒で入社すると、どんな仕事を任されるのでしょうか?

 

新卒で入社した場合、配属先は主に「ふわっち」を中心とした既存事業、もしくは新規事業やその他の事業になります。いずれの配属でも共通しているのは、早い段階から実務に関わること。見学や補助に留まるのではなく、実際に手を動かしながら仕事を覚えていくスタイルです。

「ふわっち」に配属された場合は、ユーザー数や売上に直結するマーケティング業務が中心になります。広告の運用や数値の分析を行いながら、どの施策がユーザーの行動につながっているのかを考えます。また、オンライン・オフラインを含めたイベントの企画や設計にも関わり、どうすればサービスの売上や熱量を高められるかを試行錯誤します。結果が数字として返ってくるため、仕事の手応えを感じやすい環境です。

一方で、新規事業に関わる場合は少数精鋭のチームで動くことになります。役割が細かく分かれていない分、企画から実行まで幅広く経験することが求められます。OJTを通じて先輩から学ぶ機会はありますが、待ちの姿勢では成長できません。自分で考えて行動し、そこから得た学びを次に生かしていくことが、jig.jpでの成長につながります。

 

——jig.jpが新卒に求めるのは、どんな人物像でしょうか?

 

jig.jpが新卒採用で重視しているのは、特定のスキルや経験よりも、自ら考えて動けるかどうかです。決められた正解が用意されている仕事ばかりではないからこそ、指示を待つのではなく、自分なりに課題を見つけ、行動に移せる姿勢が求められます。物事を自分ごととして捉えられるかどうかは、入社後の成長に大きく影響します。

選考では、事前に準備した回答だけでなく、想定外の問いや状況にどう向き合うかも見ています。完璧な答えを出すことよりも、その場で考え、柔軟に応じようとする姿勢を大切にしています。正解を探し続けるよりも、自分なりの考えを持って前に進めるかどうかが重要です。

その考え方は、グループワーク選考にも表れています。個人の目立ち方ではなく、チームの中でどのように役割を考え、周囲と関わるかを見ています。肩書きは関係なく、これまでの経験の中で、自分の立場を理解し、どう動くべきかを考えてきた人に、jig.jpは魅力を感じています。

 

 

——これから社会に出る学生へ、メッセージをお願いします。

 

就職活動をしていると、どの会社が良いのか、どの選択が安全なのかと、つい正解を探したくなると思います。けれど、社会に出て感じるのは、最初から答えが用意されている場面はほとんどないということです。大切なのは、分からない状況の中でも立ち止まらず、考えながら走れる力だと感じています。

だからこそ、一度コンフォートゾーンから外に出てみる経験は、将来必ず自分の糧になります。情報を集めて理解したつもりになるのではなく、実際に手を動かし、悩み、失敗しながら学んでみてください。その積み重ねが、本当の意味での成長につながります。

jig.jpには、上場企業としての基盤がありながら、挑戦を続けられる環境があります。事業や組織の変化が速いからこそ、主体性や応用力が自然と身につき、市場価値のある力を磨いていける。

 

「安心だけを求めるのではなく、自分がどこで成長できるかを軸に選ぶこと。」

 

そんな視点を持つ学生にとって、jig.jpは面白い選択肢になるはずです。

 

 

桶河是佑
jig.jp株式会社 管理本部人事総務部

立命館大学体育会サッカー部出身。
2019年に株式会社BuySell Technologiesへ新卒入社し、営業職を経験。その後、新卒採用担当として年間1,000人以上の学生と向き合う。
2024年に株式会社jig.jpへ人事として中途入社。現在は中途・新卒の両採用を担当している。