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不動産業界って、結局ゴリゴリ営業なの?——タカマツハウス株式会社

不動産業界と聞くと、「ノルマに追われる営業」「長時間労働」「個人プレー」そんなイメージを抱く学生も少なくないかもしれません。

実際、「不動産業界って、結局ゴリゴリの営業ですよね?」という声もよく耳にします。

木造戸建住宅の用地仕入れから販売までを一貫して手がけるタカマツハウスの仕事を知ると、その印象は変わります。同社の営業は、土地を“買う”前に、「この土地は本当に価値があるのか」を考え続ける仕事です。

物件情報だけで判断せず、必ず現地に足を運び、音や匂い、街の空気感まで確かめる。そして時には「買わない」という判断を下す。年商350億円を超える規模へと成長してきた背景には、こうした一つひとつの判断を、チームで積み重ねてきたことがあります。不動産の仕事を通じて、新卒社員は何を学び、どんな力を身につけていくのか。

そんな仕事のリアルを、人事の安田さんに伺いました。

 

 

——まずは、御社の事業について教えてください

 

タカマツハウスは、木造戸建住宅の用地仕入れから販売までを自社で手がける分譲住宅メーカーです。一都三県を中心に、利便性と資産性の高い土地・住宅を提供しています。

事業の柱は、大きく二つあります。一つは、厳選した土地に自社で住宅を建て、販売する「建売分譲事業」です。土地選びから建物づくりまでを一貫して行い、完成した住まいをお客様に届けています。

もう一つは、家を建てたい人に向けて土地を販売する「戸建用地分譲事業」です。注文住宅や賃貸併用住宅を検討しているお客様に対し、住まいづくりの土台となる土地を提供します。

一般的な住宅会社は販売営業担当が花形のイメージを持たれがちですが、タカマツハウスでは営業人員の約8割が、土地を仕入れる仕事を担っています。

住宅の価値は、「土地選び」で決まる——その考え方が、事業全体に貫かれています。

 

 

——なぜ「用地仕入れ」を強みにしているのですか?

 

タカマツハウスが用地仕入れに注力する理由は明確です。「どんなに良い家を建てても、土地が良くなければ意味がない。」土地の価値は立地次第で大きく変わります。

住んでいる間は快適でも、将来「売る」「貸す」となった瞬間に、土地の差がはっきりと表れる。タカマツハウスが見ているのは“今の住み心地”だけではありません。10年後、20年後も選ばれる場所か。資産として残るか。その視点が、すべての仕入判断の基準になっています。

なかでも特徴的なのが現地主義。担当者や上長が必ず現地を訪れ、音や匂い、周囲の雰囲気まで確かめます。例えば公園に近く、雰囲気の良い立地でも、風向きによっては公衆トイレの位置が気になることもあります。数字や地図だけでは分からない「生活のリアル」を重視する姿勢が、タカマツハウスの仕入力を支えています。

 

——ミラクラス/グランミラクラスとは何ですか?

 

 

タカマツハウスの代表的な分譲地ブランドが「ミラクラス」です。駅徒歩圏内という立地に特化し、利便性と資産性を兼ね備えた住宅を提供しています。立地条件の良さに加え、暮らしやすさを考え抜いた住まい設計が特徴です。

最上位ブランドが「グランミラクラス」。いわば“タワマン立地”とも言える希少性の高いエリアに、注文住宅クラスの建売住宅を展開しています。どちらのブランドにも共通するのは、「売れるから仕入れる」のではなく、「価値があるから仕入れる」という一貫した判断軸を持っていることです。この姿勢が、無理な販売営業をしなくても選ばれる住宅を生み出しています。

 

——ミラクラスマッチングは、どんなサービスですか?

 

ミラクラスマッチングは、タカマツハウスが仕入れた厳選した土地に対し、最適なハウスメーカーと担当者を紹介するサービスです。「土地は気に入ったけれど、どのハウスメーカーに頼めばいいかわからない」——そんな悩みに応えるために生まれました。

タカマツハウスは、住友林業や三井ホームなど複数の提携メーカーの中から、顧客の希望やライフスタイルに合う会社・担当者を紹介します。特定のメーカーを売り込むのではなく、中立的な立場で選ぶのが特徴です。

土地を売って終わりではなく、その後の住まいづくりまで見届ける。住宅会社でありながら「暮らし関わり方を続けていることが、顧客からの信頼につながっています。

 

 

——タカマツハウスの営業は、一般的な住宅営業と何が違いますか?

 

一般的な不動産売買仲介は、家や土地を「売りたい人」と「買いたい人」をつなぐ役割です。

一方、タカマツハウスはその間に立つのではなく、土地を自ら仕入れ、住宅を建てて販売しています。

つまり、紹介役ではなく、提供する立場です。

仕入営業の仕事は、仲介会社を一軒ずつ訪ね、土地の情報を集めるところから始まります。

最初は門前払いされることも珍しくありません。それでも足を運び続け、会話を重ね、少しずつ信頼関係を築いていく。

「この人になら」と思ってもらえたとき、初めて土地の情報が届きます。

一方の販売営業は、問い合わせに対応する反響型が中心です。

無理な飛び込みや強引な売り込みはありません。仕入れの段階で価値のある土地を見極めているからこそ、営業は「売る」のではなく、判断基準をサポートし「選んでもらう」役割を担います。

仕入れと販売の両方を経験することで、不動産の価値がどこで決まり、どう届けられるのかを実務を通して学べる。

それが、タカマツハウスならではの成長環境です。

 

——チームで成果を出すために大切にしていることは何ですか?

 

タカマツハウスが大切にしているのは、「一人の百歩よりも、百人の一歩・二歩」という考え方です。

個人ノルマを追い込むのではなく、チームで目標を達成する営業スタイルをとっています。

思うように契約が取れない社員がいれば、役員が同行したり、周囲がフォローに入る。

成果が出ない人を切り捨てるのではなく、全員で応援する姿勢が根づいています。

もう一つの軸が「正直さ」です。

数字のために無理な仕入れはしない。常に「自分が買う立場だったらどうか」を基準に判断します。

嘘をつかず、正直でいることが評価される文化が、風通しの良い組織をつくっています。

 

 

——新卒はどのように育ち、どんなキャリアを描けますか?

 

新卒は仕入部門と販売部門に分かれ、研修後はOJTに加えてメンターが付きます。

入社後1ヶ月は研修期間として、社会人基礎から不動産知識、現場体験まで幅広く学びます。

3年目には一人前として安定的に契約を獲得。5年目には中堅として、後輩のOJTを任される立場へ。10年目にはチームを率いながら、自らもプレイヤーとして活躍する姿が描けます。

評価は年功序列ではありません。成果だけでなく、周囲への貢献も含めて総合的に判断します。

実際に27歳で課長、30歳で所長になった社員もおり、挑戦する意志があれば、年齢に関係なくチャンスが巡ってくる環境です。

 

——最後に、学生に伝えたいメッセージをお願いします。

 

安田さんが学生にまず伝えたいのは、「大学生活を思いきり楽しんでほしい」ということです。

そのうえで、自分は何をやりたいのか、なぜそれを選ぶのか。就職活動をきっかけに、一度立ち止まって考えてみてほしいと話します。

タカマツハウスは、個人で成果を競うよりも、チームで成し遂げることにやりがいを感じられる人に向いている会社です。

地図に残る仕事に携わり、努力は正当に評価され、しっかり稼ぐ。

そして、仲間と支え合いながら成長していく。

不動産業界に少しでも興味があるなら、選択肢の一つとしてタカマツハウスを知ってもらえたらうれしい——それが安田さんの率直な想いです。

 

 

タカマツハウス株式会社
経営企画本部 人事部 課長 安田也哉子

フェリス女学院大学卒業後、大手不動産仲介会社で営業事務を経験。2022年よりタカマツハウスに入社し、人事・採用・広報などコーポレート領域を横断的に担当。広報部門の立ち上げや新卒採用体制の構築を主導し、年間60本以上のメディア掲載を実現。未経験領域への挑戦および継続的かつ戦略的な広報・情報発信の取り組みが高く評価され、第七回WOMAN’s VALUE AWARD個人部門を受賞。